元同僚と

気が向けば気が付けば不要品の処分をしている終活。書類関係の処分が大変。
古いフィルムカメラなどを処分したが沢山のネガフィルムが残っている。
その中の一つを取ってみると写真も入っていた。写真の縁に76という数字、
45年前の1976年撮影と言うこと。同じ写真が3枚密着している。
引き離したら破れた。妹の花嫁姿の写真、表門を仲人さんに手を引かれ出てい
く姿、後方玄関を出たところに親父が写っている。涙もろい親父が感激してい
る表情がよく解る見覚えある写真。カメラマンは小生だから。
古いカメラは処分したが、ネガフィルムまでも処分出来ない。デジタル化する
ことにした。デジタル遺品が増えるが迷ったがフィルムスキャナーを買うこと
にした。デジタル遺品の伝承者がいないが生きている間は古い写真を観て昔を
回顧するのも時にはいいだろうと。入院した時などに携え、懐かしく観るのも
いいかもしれない。物を捨て処分しているときにスキャナーという物が増える
ことになるが。その分、大きなパソコン、遊休するパソコンを処分することに

した。この種のお遊びはもう終了、決別と。
長く生きてきたから多くの写真、ネガフィルムが貯まっている。生きてきた証
である。間もなく大震災10年目。全てを、多くを失った被災者、その中でも
写真は貴重だ。家族との絆の思い出や生きてきた証、記録、記憶も蘇るから。
今日は午前中はG・G、午後からゴルフの練習に行き、帰りにスーパーで食料
品の買い出し。4時半頃帰り、車を降りようとしたらMさんの顔。
元会社の同僚、今年初めて来訪。空振りを避けるため、前回はアポイントの後
訪れたが・・・・・。互いに少し時間がズレれば、空振り、素通りとなった所
であったがうまく鉢合わせ。彼はウォーキングの帰り道、情報を持って訪れる。
それは元会社仲間の情報、慶弔情報、専ら弔を知れせてくれる長く同じ職場で
働いた仲間で元上司。そして我等の元上司のYさんが1月に亡くなったという。
事業部長、本社取締役、M電子部品(株)の社長を歴任、小生とは異なり幸運の
持ち主。会社の事業部門の業績が良ければ人事は上がっていく。エアコン事業、
その当時は会社の業績を牽引、事業業績とともに主幹部の地位は上がっていく。
そのYさんは小生と丁度12年0日、歳が上、誕生日が同じ。
入社時の最初の上司。Mさんはさらに、Y1さんを知っているだろう、あぁ、
時折練習場で一緒になる時がある。2つ下の彼、加齢黄斑変性を患い、物が歪
んで見え、手術が必要という。Mさん、会社OBの動静ウォッチャーである。
その方面に興味少ない小生とは異なる。小生は非積極的であるフェイスブック
も時折覗く。 最近、会社OB仲間の2人から友達リクエストが来たから友達
仲間に編入、だが自らの情報発信は控えている。が日頃の動静、情報はブック
からも少し入ってくる。30~40分余いろいろ雑談、時折相手本性をチクリ
と一刺。酒の話へ。貴方は良く酒に飲まれたなぁ、と述懐。素直に白状した。
中国広州で仕事後、飲食に出掛けた。彼は一滴も飲まなかった、1994年頃
の出来事。今、禁酒中だと自己規制。酒席の上で失態をしでかし、反省中と言
って。規制改革が必要だ、と思うほどに自己に種々の規制を掛けている、今以
て。元来、我が元職場は酒が強くなければならないのだ。本音本性を現すから。
職場の宴席、周りは気を許せない会話をするから頭は回転、なかなか酔わない、
酔えない、みんな真面目で活気ある職場だった、伝統的に。
先のYさん、忘年会で喉に指を突っ込み洗面所で上げ、飲酒する。
Topは酒がとても強いからと鍛えていたようだ。更に古い話、出来事である。
さて、今小生は老化により骨肉系に少し支障、彼は異常なし、元気と申告。
小生、先日、整形外科を受診すると宣言、出掛けようと着替えを済ませた所で
急に気が変わった。鍛えて治す、没問題。

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