住処の保守

事前の２～３週間前にゆうメールのパンフレットが２通届いた。一つは１５年目
を迎えた無料点検のお知らせ。もう一つは外壁・屋根のリフォーム案内のパンフ
レット。何れも同じハウスメーカーから。暫く後に電話が入った。
電話で点検来訪希望日の事前調整。　当日２人のメンテナンス担当者が訪れた。
大きな水準器や点検道具を携えている。当方の思い違いで今日は室内外を、床下
を点検するという。屋内の建具の調子、水回り、床下（蟻害、水漏れ等）、サッ
シ周り、壁面、内外装、設備等々チェックシートの点検項目に則り点検していく、
各部屋を順次巡り、大凡１００項目近くを点検していく。
外回り点検と思い、全く予期していなかったから屋内は普段日常の整理状況。
男やもめにウジがわき、女やもめに花が咲く？！　ジタバタしても仕方が無い、
開き直り、ご自由にどうぞと一緒に屋内外を回る。点検に２時間近く所要。
建具、窓サッシ、床下点検、床面の水平度、水漏れ等々に大きな変化は無く概ね
良好。安心のために１０年保証の防蟻工事をお願い、契約した。
そして日常気付く不具合を指摘。だが、そろそろ寿命時期ですという給湯機器。
累計燃焼時間が３６００時間に達しており、目安は３６５０時間とある。
操作パネルのメンテナンスモード、二つのボタンの同時押しで累計時間を表示。
そして、訪れているメンテナンス担当者にこちらの新たな要望を伝えたため、
昨日、今日とリフォーム担当者が代わって訪れた。外回りリフォーム担当者。

実はこの外壁リフォーム、５年前にも訪れた。この時、メーカー担当者はとても
積極的だった。何故か？！暴露した。お宅が率先して工事を引き受けて頂ければ、
それがトリガーとなり工事が伝染していくという算段。家全体をすっぽりシート
で覆う外回りリフォーム工事は一目瞭然、それが工事を伝搬していくからと。
小生をトップバッターに指名したのだ。申し訳ないが、意欲乏しく断った。
そして今回の外壁リフォーム相談。先日のメンテナンス点検では外壁に大きな、
小さなダメージはないのだが・・・。耐久性標準１０年の他、２０年の壁面素材
が出てきているという。２０年！！だが、我が想定寿命を超えており、そこま
で身が持ち堪えられません！！国破れて山河あり、の心境を吐露。
次代のためにもと勧める。希望的観測は低いです、と・・・。
今日のＷｅｂニュース、「たまる消費の反発力。貯蓄率、日米欧で最高水準」
コロナが収束に向かうと判断すれば、溜まっていた消費が、需要が反動で一気に
増え、インフレ懸念があるという、供給が追いつかないから。お金の循環、消費
が悪くなれば、社会にどのような不具合が起きるかはコロナ禍で体験した。
家のイメチェンも必要かなと考えている。形あるものにはメンテナンスが必要だ。
話を聞いていると、国の建築基準法は随時更新されている。我が家は当時の施工
基準で建てられています。今はこの施工基準では建てられませんと。エネルギー
性能、耐久性等の向上のため、小さな施工基準変更だが日々変化している。
処で今回の点検、良いチャンスだったのだが逃した。我が家の日常のありのまま
の姿をくまなく見て回り、部屋の整理整頓状況をつぶさに観察した。いろいろな
家庭を訪れているメンテ担当者、その第三者に率直な感想を聞くのを忘れた。
我が予想であるが、そんなに悪くは無いだろう。男やもめにウジが～・・・・、
だが、我が身近にいる二人の年配女性の整理整頓、遙かに我が家には及ばない。
比較する相手、基準が間違っている？！
花が咲いているのは我が家であり、綺麗なボケの、否、梅の花が咲いている？！