大和の寺巡り2

1年半振りに大和を訪れた。今回の目的地は京都と奈良の県境にある浄瑠璃寺、
大和の東大寺、春日大社。抗癌剤の影響により膀胱炎を発症しているからトイレ
が気になり、今回は公共交通の利用を考えていた。奈良公園にある超有名寺、奈
良駅から近く交通の便も良いから。少し離れた浄瑠璃寺はバスかタクシーを利用
しようという算段。公共交通を利用すれば公衆トイレの利便性も良いだろうと。
膀胱炎は抗癌剤治療後に無理をし、炎症を起こしたようで長引いている。副作用
が続いていると勘違い、炎症と思わなかったのが悪かった。1ヶ月後から多くの
水を飲んで菌を洗い流すという対策をしているが。前日にマイカーで行くことに
した。何時ものルートを走り、先ず京都南山城の浄瑠璃寺に向かう。
山麓を走り、茶の郷を通り、約1時間で到着。9体寺、9体の仏像を安置してい
る。境内の三重の塔、9体の阿弥陀如来像、9体を祀る阿弥陀堂を含め多くが国
宝。平安時代の藤原時代の作。阿弥陀堂内でこの仏像をじっくり拝顔。

アジサイが咲く庭園を散策、暫し、平安時代へ誘う。外国人家族が訪れている。
レンタカーで巡っている。ほほえみの国、仏教の国、タイからの旅行客。
次に向かう先は東大寺の大仏。移動に30分は要しないが駐車場を探し回る。
そして公園内で昼食。事前調査情報を元に目的店を探すも見付からない。スマホ
のマップ案内で探すも見付からない。目標を次店に変え向かう蕎麦店前は多くの
行列、昼食に1時間以上を要した。誰かさんは有名店に拘るから困ったものだ。
東大寺の大仏は小学校か中学校の修学旅行以来の再訪?!巡る順路は南大門から
入り、仏殿を囲う回廊の中門には大仏に合わせた大きな仁王像が左右に各一体配
置、その迫力ある守護神の形相が凄い。大きな大仏、ゆっくり拝顔も外国人旅行
客、修学旅行生がとても多い。そして殿内を探す。我が記憶にある1本の柱を探
す、有った。くりぬいた柱穴には多くの修学旅行生。その穴を必死でくぐり抜け
る。小生も昔くぐり抜けた。大仏の鼻の穴の大きさという記憶があるも周囲には
一切の説明書は無い。ゆっくり観て回る、見納めと思って。二月堂に向かう。

公園内、多くの鹿が歩き観光客の人気。お水取り行事で松明を駆け巡る2階の廊
下を歩く。天気も良く大和の遠景を一望。京都のお寺と異なり、奈良のお寺の境
内はとても広大。妙子さんの事前調査に従い境内を巡り歩く。が、歩数多く、
トイレ休憩も頻繁で疲れる。東大寺境内を巡り、目標とする建物を一部省略し、
春日大社に向かうことにした。標識もあるが、スマホマップに誘導され、若草山
を通り抜け、春日大社に向かう。時間も経過し、内部拝観は諦め、外から大社を
眺め、そして帰りの徒に。乾いた口に物を補給、暫し休憩。駐車場に向かいたい
が、柿の葉寿司を買いに向かった妙子さんが一向に帰ってこない。彼女の特技、
時間には無頓着、その迷惑行為を迷惑と思わないから始末が悪い。
電話を掛けるも出ない。先に駐車場に向かい車内で待つことにした。タイムリミ
ットを過ぎても来なければ先に帰ることにする。交通の便良く、公共交通を利用
して帰るだろうと。思惑外れ、電話がかかって来た。
19日夕刻、鼻孔に一筋の水が流れた。その夜は発熱で気分が悪く、目の玉辺り
がだるい、38.3度。翌日、診療所へ。この10年余風邪にかかったことはな
く、もしやと予想したコロナウィルスに感染していた。24日までの自宅療養。
出発9時、帰宅18時。歩数約19,000歩。少し、巡る箇所が多かった。

*大和の寺巡り    2022. 6.13
 大和の寺巡り1   2022.11.19

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