菩提寺山に登る
今年のテニス初打ち3連日最終の9日、菩提寺山に登った。この山の麓にテニス
コート、菩提寺小学校があり、仰ぎ見ながらテニスを楽しむ。この菩提寺山とい
う山名の菩提に拘り、歴史の由来を感じる。低山、少し練習を早めに切り上げ、
12時半頃よりテニスコートとは反対側の先日訪れた多宝塔のある小径から、突
如登ることを決行。標高差150m余?!の山であろう。多宝塔、3人地蔵の前
を通り、登っていく。いろいろ案内標識が立っており、歴史の小径とある。
山道の順路から少し外れ寄り道。あちこちに小さなお地蔵さん、宝塔の石頭等が
散在。突き当たりのこの辺りは昔、土葬の時代に珍しく火葬場であったとある。
そして戻って順路山道を登ると古墳がある。大きな4~5つの岩の下には洞窟、
縄文時代に人が住んでいた?!と思いながら登るも、身体が暑くなってきた。
二枚履いているユニフォームの1枚を脱いだが手荷物となるから目立つところに
一時置き、下山に持ち帰ろうと。この山の山道は整備途中で階段は殆どなく、と
ても登り難く、多くの落ち葉で滑る。山道脇の木々の幹には赤いテープを巻き付
け、順路の目印となっている。が歳と共に衰えているのだろう、どうもキツい。
但、とても助かったのは細いトラテープが張ってある。結び目を設けて長く張っ
てあり、ロープを頼りに登るもテニス後、疲れている。水も食べ物(昼食)もな
くやっとの思いでてっぺんに辿り着いた。頂きには小さな祠を祭り、鏡餅、御神
酒などの供物が供えられている。353mの標識。お堂周りを一周し、下山へ。
だが、感覚で方向を選び、探り下山。どうも下山方向が登ってきた方向と異なっ
たようだ。周りの下界景色が木々で良く見えないから感覚も狂う。右膝が少し痛
い。上水道大タンク前に下山した。小学校、テニスコート方面の全く反対方向。
ここで疲れがドッと出て来た。置いてきたユニフォームを回収しなければならな
いという思いから。タンク前の舗装道を下り、途中、車が通行可能な地道があり
、この地道から再びユニフォームのある山腹を自らの感覚を頼りに目指すことに
した。少し登り、下ったところの平地の和田神社前に出た。ここから再び元の登
り口に向かうも喉はカラカラの困憊。ユニフォーム回収は日を改めようかと頭を
過ぎるも古墳を目指すことにした。休み休み登っていく。やっとの思いで古墳着
。更に登り白いユニフォームに辿り着いた。ユニフォームには車のキーが入って
いた。低い山だが甘く見ていた。これほどまでに参道が未整備の山とは思ってい
なかった。車に辿り着いたのは登山開始から約2時間後、この間、人との遭遇は
なし。即、近くのコンビニに向かいパンと熱い飲み物、とても美味しかった。
事後の反省である。スマホの羅針盤、方位計を用いて位置確認をすべき、グーグ
ルマップを利用すべきだったと。甘く見た突然の行動でとても疲れた。
*関連記事 2023.1.7 ブログ 「滋賀のお寺」
*加筆推敲中