師走の茶会

14日開催の予定が25日に延期となった。一石2鳥を狙っているようだ。
25日に決まり、茶会とクリスマスの和洋二つの催しを選んだようだ。
我が家には茶道の炉がある。新築時、妙子さんが炉を切って欲しいと要求したか
ら。だがしかし、それから15年、今までに使った試しは無い?!投資したが見
返りが無い?!座敷で水を扱うから、準備も大変だから余り気乗りしなかった。
だが、提案した。二人で一度、内輪の茶会、茶会リハーサルをやろうと言うこと
になった。彼女は茶道の道具一式を我が家に置いている。勿論、彼女の家にも道
具一式がある。そして要望が来た。我がHPに載せているマイプランツの花の一
輪の白い椿、その椿を一輪挿しにするから切って欲しいという注文。
了解!!から一転翻意のダメだ。我が小さな椿樹、剪定を終え、余分な一枝はな
いからと断る。切った一輪挿しが生えるようにその一枝は樹全体にとっても大事
な枝だからが理由。木曜日のG・Gに向かう途中に大きな白い椿?!の樹を見付
けたからその一枝を拝借、準備すると連絡。この茶会の道具、多くの道具一式、
準備も大変だ。炉は炭火ではなく電気炉である。炉縁、なつめ、茶杓、水差し、
柄杓、茶釜、ふくさ、毛氈、茶筅、抹茶碗、懐紙、風炉先屏風etc、 兎に角、
道具が多い。鋳物のお釜は素手で持ってはダメと聞いている。軍手と釜鐶で炉に
セット。茶道は客人をもてなす、作法をとても重視する。彼女の茶道歴は50年
超、今も週一回の修行をしている。茶名も師より許され茶道家元から頂いている
。だから茶道師範として一般人に教えることも可能。このように考えると彼女の
お点前で頂く一服のお茶は貴重、贅沢とも思えてくる。からかう。茶道はお茶を
濁しているのだ、と。貴女が点てたお茶と我が輩が入れたお茶に差はあるか?!
と。点と入の違いがあるか?!と。彼女の趣味は静、華道に茶道の日本文化。

一輪挿しの椿を床の間の花台上に置き、そして客人ともてなす側との問答作法。
「いい掛け軸ですね」「××の○○の風景画です」「作者は?」「△△です」
正月には床の間に若松の新芽を真に配した生け花を生けてくれるが、最近は辞退
している、客人がいないから。茶道、我が家には二人の抹茶茶碗が5椀もある。
そして我が家に来るとお茶を飲もうという。抹茶を飲もうという。お湯を沸かし
茶筅で点て気軽にお茶を飲む、身体に良いと勧める。お茶席でなくてはならない
のが御菓子。和菓子選びも拘る。高価な茶道具を始め、正式なお茶席では着物を
着て、とても優雅で贅沢な趣味と思うもの。しかし我が輩、時折クレームを付け
る、貴女の作法に疑問。長年の修行に対し、普段の作法、振る舞いは問題では。
今回は今後に活かすリハーサル茶会、濃茶と薄茶の2種のお茶を美味しく頂きま
した。彼女は市の文化祭のお茶席等で活躍もするが、長年の身に付けた技能、も
っと活躍する場、機会を作り出さねばと思ったり・・・なのだが。
今後は年に2~3回の内輪の茶会を催そうと考えている3~4人で、心豊かに。
茶会のお釜は鋳鉄製、鉄分が溶け込み美味しいという。次回は水にも拘ろう、
山の天然水で。動の小生、後期高齢者に近付いている。時に静かに心穏やかに一
服のお茶をゆっくり味わいたいものと思っている、至福のお茶を、時を。
彼女は主に茶道に時間とお金を注ぎ、小生はテニスに時間と少々のお金を注ぐ。
今日は午前中のテニス後に茶会の予定であったが、グランドコンデション不良で
テニスは中止。朝から茶道具を出して午後からの茶会の準備に取りかかった。

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  ブログ  お誘いと泉湧寺  2019.6.14

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