悪ふざけ

お盆も過ぎた。過ぎると同時に歳が１つ増えた。我が生誕日は妹を含めた３人の
食事会だが、今年はウィルス禍、取り辞め、秋に延期。今回は妙子さんが祝って
くれた。コロナ禍、彼女の往来は減った。今回、プレゼントを、赤飯等を準備し
てくれた。全国で豪雨被害の中、彼女の地区も豪雨になると避難警報で避難を余
儀なくされる。丁度良い機会、避難かねて我が家に転がり込んだ。向かう道中、
近江八幡市中村町の県道は河川の水があふれ冠水、水の中を走行したという。
だが、久しぶりだからその彼女をからかう意地悪、イタズラを仕掛けるドッキリ
カメラ版を思い付いた。幾つになってもイタズラは楽しいもの。
処で、メンバーは既に全員亡くなっているが、ジャズバンドであり、お笑いタレ
ントでもあったハナ肇とクレージーキャッツというグループ。我が青春期、面白
可笑しくスマートなお笑いを大いに楽しませて戴いた。
シャボン玉ホリデーという番組等で。このメンバーの１人にトロンボーン奏者の
谷啓がいた。彼はイタズラ好き。玄関ドア面に「工事中」と貼り紙し、隣のドア
をご利用下さいと案内する。離れた位置に仮のドア（模造）を設置。この仮ドア、
訪れた客が押せども引けどもドアはびくともしない悪ふざけの開かずの偽ドア。
さて、遠き所から訪れた彼女は、着くや真っ先にトイレに向かう、必ず？！
で、用足し中の意地悪タイミングを狙う。トイレドアを開け、スリッパを履き、
着座して用を足す。スリッパに履き替えた所で人感センサーがＯＮ、それから
１６秒後にメッセージを流すことにした。人感センサーが重複感知してもＯＮ動
作は一回のみ、というプログラムを組む。自らトライして動作を確認。　確認後、
買い出しに出掛けた。帰って来ると既に車が停まっている。表情からイタズラは
成功したようで苦笑、感心し、呆れている。小生のイタズラにはもう慣れている。

用いた道具はｉｐａｄにＭＥＳＨタグの人感センサーとスイッチセンサーの２個
とＢｌｕｅｔｏｏｔｈスピーカーの計４つ。トイレ内には隠した人感センサーと
スピーカーのみ。動作プログラムはｉｐａｄ上で作る。これらの各機器、Ｂｌｕ
ｅｔｏｏｔｈ通信で繋がっている。アイデア次第で無限の遊び、実用プログラム
が動く知的ツール。暇だから色んなアイデアが浮かび、悪知恵も働く我が脳の体
操。驚いた彼女だがその度量は広い。今夕刻、無事お帰りになった。謝謝您。