3K作業

ハウスメーカーの外装リフォーム工事が始まった。家全体をシートで囲い、その
中に足場組み立て、丸1日工事。次はシール工事、サッシ枠周囲等の隙間を樹脂
、テープでシールする、約2時間で完了。3日間乾燥後の本日は外壁洗浄工事。
雨戸、戸袋、トユ等を含めた外壁の高圧水洗浄。正味作業時間1時間で終わりま
したと言う。洗浄した?!外壁、二階部分の洗浄は省略?!当然、洗浄不十分の
汚れが戸袋面に残る、中途半端な作業。外壁は再塗装するから不要?!

早い、1人で1時間は無理だろうと。硬くて長いホースを地上から送る、ガイド
する作業者が必要だ、と思っていたら現場監督がチェックに来た。手抜き工事の
疑問を投げかけた。作業状況をつぶさに観察し、直ぐに再洗浄作業の手配をした
。1人が抜けたのはトイレという言い訳?!同現場に仮設トイレはあるが・・。
メインは外壁洗浄。20代の若者2人が再び洗浄作業を行う。まぁ素直と思える
若者だった。次の外壁塗装作業も彼らが行うから印象良く付き合わなければなら
ない。小生、現役時代には現場監督も経験。このような3K作業、なり手、人手
が足らぬのであろう日本人。何れ外国人労働者に取って代わるのであろうか。

                            2021.4.2


白蟻と黒蟻

ハウスメーカーが定期点検で訪れた。その時推奨した防蟻工事、先日終えた。
半日ほどかかると言っていたが正味1時間半ほどで終了。作業者は2名。
床下に潜り粒剤を基礎周辺等に散布。玄関、勝手口前周りは地面下に希釈液
剤を圧入。効能期間10年。液剤も10年?!そして終えた作業者に頼んだ。
玄関前石畳上に大きなクロアリが土を盛り上げるから、その薬を少々散布し
てくださいと注文。作業者は言う、クロアリには効きません。


そして蜘蛛もクロアリも居た方が良いという。白蟻の敵となり、防御してく
れるから。生物多様性、自然の巧みな利害関係、バランスで成り立っている。
そして白蟻は何処にでも居ますという。敷地の隅にあじさいを植えていた。
大きくなり過ぎたから根を残して伐採。1年ほどして切り株に白蟻を観察。
熱湯をかけて死んで頂いた。隣家にも悪影響を及ぼす恐れがあるからと。
以前住んでいた家は白蟻で大きな被害を受けている。 住まいの安心投資。

                          2021.3.28


第四の権力

小生が日頃感じている日本のメディアの報道姿勢について代弁してくれている
新聞記事が載った。以下は、その一部記事の請け売り、コピーである。
「寛容なアメリカ」の復活を期待、と題する記事の一部分。
・・・アメリカのトランプ前大統領の稀なゴタゴタ劇、だが、アメリカの民主
制度は機能していたと筆者は説いている。
そして、英国の歴史家ジョン・アクトン卿は「権力は腐敗する傾向がある。
絶対的権力は絶対的に腐敗する」と書いた格言は有名だが、現代に引き直すと
ここに言う「権力」は時の「政権」や「三権分立」にいう三権にとどまるもの
ではなく、少なくとも「第四の権力」と呼ばれるメディアもこの中に入るので
あろう。アクトン卿は権力の座にあるものが「権力」(パワー)即「権威」
(オーソリティー)、「影響力」即「権威」と勘違いする危険を指摘している。

『メディア「反政権」に違和感』
民主主義社会で元来は「情報媒介者」の意昧だったメディアが「プロパガンダ」
への傾斜を強め、「政治活動家」のごとき言動が多いことに違和感を覚える。
 筆者は日本のメディアにいかなる「権力」であれ、「腐敗」に目を光らせる
ことは期待するが、「反政権」の旗振りを頼んだつもりはない。
世界が揺れている節目の時に、大局観に立った正しい選択をすることが国運に
つながる。そのような選択と大局観を自らの言葉で平易に語り掛ける政治の
リーダーシップが望まれる。
同時にそれを虚心に国民に伝達するメディアの存在も必須であろう。
中国に「水に落ちた犬を打つ」ということわざがある。反撃してこない相手へ
の攻撃ほど楽なことはない。安全に保護された環境下で安全なせりふを何がし
かのこびを込めて語る人の姿を勝手に「ブリッコ症候群」と呼んでいる。 
専らこの類の言動を助長するだけの報道はメディアの「高慢」、「怠慢」と目
に映る。これらは共に「腐敗」への道筋である。 (かとう りょうぞう)

                            2021.3.5


コロナ禍のゴルフ

今年最初のゴルフ、平日ゴルフ、多くがお年寄り。我が身体は満身創痍?!
肩も股関節も痛いが楽しむ。ご近所常連仲間4人、だが3人に。
当日が通院予約日だと1人が脱落。結果は酷くハーフは内緒。後半ハーフ
を開示の54。平均パット2.7、何とも難しいグリーンの杉山コース。

昼食、滋賀の罹患者が多いなぁ!!誰もが感じる滋賀の罹患者の減らぬ数。
他府県は減少傾向が顕著、滋賀は不変。今日は大阪に次いで2位の26人。
京都は3人。無策?!県知事以下、関係部門は相当慌てているだろう!?
明日は避けていた整形外科を訪れよう、股関節痛の審判を仰ぐ。神経?!
アッ、それから、彼女は正確に距離を教えてくれた、期待には背いたが。

関連記事  「独り言」 2021.2.11 「春だ急げ

                           2021.3.4

自由な意志

昨夜の20時からのTV番組、面白そうな番組が無く、一寸思考が必要だがBS
プレミアムが面白そうだという感覚でチャンネル移動。
ヒューマニエンス選 「自由な意志」という番組。
人間という不確かで不思議な存在とは何か? 科学と未知の領域を行き来しな
がら、その真の姿に迫っていくシリーズ!今回は古来からの大テーマ「自由な
意志」の正体を探る!と番組を紹介。
私たちは「意志を持って自由に決断をしている」と信じて疑わない。
その「自由な意志」が今回のテーマ。最新の脳科学は、「自由な意志」は脳が
つくっている錯覚、幻想かもしれないという。無数の電気信号が飛び交う脳の
神経細胞の活動は、意志が関与する前に勝手に動き出し、それによって後付け
のように生まれるのが意志だというのだ。では、いったい脳は誰のものなのか。
驚きの実験で明らかになる、私という存在の根源を妄想する、と紹介している。
 その放送内容の極一部を紹介。2~3回観なければよく解らない番組。
意識には無意識と意識がある。それは丁度水に浮かぶ氷のようなもの。水面下
に沈む90%余は無意識、水面上の10%は意識の世界。この2つの境界は水
面が波打つように無意識と意識が出入りする曖昧なエリア。物事の判断は自の
自由な意志で持って判断している。判断のYesかNo、だが時折誤りも発生
する。無意識が作用して。 この意識と無意識の話、以前、聴講で学んだもの。
家を出る。暫くしてドアの鍵を掛けたか心配になる。が、掛かっていた。
既定の習慣の動作で、無意識に動作していた、だからこの様な疑念の思いが起
きる。よく似た女性の写真が2枚ある。マジシャンが、治験者に提示して自分
好みの女性の写真を選んで貰う。選んだ写真を見せ、その理由を聞く。
理由を述べる、がしかし、見せている写真は選んでいない方の写真(マジシャ
ンの手品)治験者は気付かずにその理由を述べる。直感、無意識に選んでいる
からすり替わった写真に気付かない。無意識が意識に影響を与えているようだ。
脳の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の治療法も放送では紹介されていた。
以降は番組後の我が所感:
女性のタイプの話が出てきたが、男性は母親に似たタイプを選ぶという。振り
返れば何故タイプと、好みと異なる女性を選んでしまったのか?!これは神の
見えない手、神の仕業と神に責任を転嫁する。強き同情意識に影響された!
長年の舟木ファンの女性がいる。舟木に少しでも似たところがあればその男性
に魅力を感じる?!無意識に舟木を意識しているから?!所謂思い込み。
脳内活動の無意識が自由な意志、判断に影響を与えているようだ。

*関連ブログ
  聴講5     2010.10.27
  世の中2進法  2020.1.25       

*再々放送:BSプレミアム 2月22日 23:45~0:45

                           2021.2.19

動き出した

朝刊に「共同親権など法整備」と載った。法務大臣が家族法制の見直しを
法制審議会に諮問したとある。  同問題で署名集めに協力し、支援して
いるからその動向に注目する。諮問案に則って法制化されるだろう。
時代にそぐわない・・・。そして人質にしてはいけない、Children First。
もう済んだ過去の事だが、当事者が声を上げなければ社会は変わらない。
今、この問題に直面している人達のために、渦中の中心の子供のために。

*関連記事  独り言 2020.10.24  疎外症候群
       一言  2020.11.28  集めるぞッ署名
           2020.12.16  Children First

                     2021.2.11

我が選句

2018年上期から論語を学び始め、2019年下期までの4期学んだ。
1期5回。1回5~7章を学ぶ。2020年度はコロナ禍で全休講。

いま学んで思うもの。時折、印象に残る論語がある。
その中の一番印象に残る、頭の片隅に残る論語は以下の句である。

衛霊公第15 424章
   子曰。君子不可小知。而可大受也。小人不可大受。而可小知也。」
    
   子曰く、君子は小知すべからずして、大受すべし。
               小人は大受すべからずして、小知すべし。

教養人は専門的知識が十分ではない。しかし、大任を果たすことが出来る。
  知識人は大任を果たすことは出来ない。しかし、専門的知識については
  優れている。(加治伸行 訳)

君子という者は小事の才覚をさせても駄目だけれど、大事に任ずることが
  出来るのである。小人という者は大事に任ずることは出来ないけれども、
  小事を才覚させるにはよいのである。 (木村英一、鈴木喜一 訳)

                           2021.1.19

ある画家の死

画家の安野光雅(94)さんが亡くなった。NHK FM放送の日曜喫茶室に常
連客として出演、知った。ユーモアがあり、優しい語り口でマスターのはかま
満緒(故人)と息が合った楽しい番組だった。小生、放送が待ち遠しく30年
余の愛聴者、ゲスト客から多くの刺激を得た。画伯は10年以上の常連客でい
たであろうか?! 今日の新聞に、「絵を描くために生まれてきた人」とある。
我がリビングの壁面に絵画を飾る準備は出来ている。その絵は安野光雅さんの

風景画と決めてある。緑多い京都の農村などの風景画を。
以前、デパートに出向き、作品1~2点(版画)品定めもした。
時間が少なくなって来たから早く買い求めたいもの、心豊かに暮らすために。
名工などの職人、その方面で長けた一流の人は、それがために生まれてきた人
と思ってしまう。誰にも幼少の頃に強く興味を示すものがあるもの。その持っ
て生まれた稀で優れた才能を伸ばせば一流の道へと進んでいく。その興味、好
奇心とは、絵であり、野球であり、昆虫であり、さかなであり、宇宙等々々で
ある。卑近な例では「さかなクン」。タレントでもある彼は魚類博士、さかな
の専門家で驚くほどさかなに詳しい。話す姿は水を得た魚!!さかなに取り憑
かれている?! が、小生はこのような稀な人間ではなく普通一般の凡庸人。
あるきっかけで電気の道に進む。そのきっかけは社宅に住む友達の影響。
小学校から中学の時に感化された。当時、友達は小さなマッチ箱ほどの鉱石ラ
ジオではなくトランジスタラジオを持っていた。興味をそそられ、欲しい。
一つ上の彼は中学の時、真空管ステレオアンプを自作、大音量でパンチの効い
たラテン音楽を聴かせた。これには驚いた。更に改良するという。これがきっ
かけで電気方面に進むことになった、二人は。誰にもその方面に進むにはこの
様なきっかけがあるもの。好奇心、好きこそ物の上手なれ、という。

*参考記事  ブログ  2010.4.27  終盤人生
            2019.6.21  一幅で心豊かに
                           2021.1.17

今日の新聞にも一コマ載った。その記事の終わりに、パリで出会ったオーストリ
ア人の学生と交わした会話が忘れられなかった。「勉強はインポータントだ(重
要)」という安野さんに学生は反論した。「勉強はインタレスト(興味、関心)
なんだ」。安野さんはインタレストのおもむくままに空想の翼をはばたかせた。

                           2021.1.18

成人式の決勝戦

成人の日は大学ラグビー選手権の決勝戦が行われる。試合巧者の常勝早稲田
大 対 関西の大学の天理大。早稲田は全国から優秀な選手が集まる、集める。
昔から日本人選手オンリーのチーム構成。片や天理大はトンガ等外国人選手
含む混成チーム。戦前、野性味があり、くせ者のいる天理大が今年は有利だ
ろうと思い観戦、明治戦を観て。巧者を力で押し倒し、圧倒的勝利の初優勝。
予想が的中、天理大のパワーゲームに身を乗り出した。満足、面白かった。
その試合が終わるや、テレビ画面から窓外の斜め前の隣家に視線を移すと
綺麗に髪を結い、飾り、赤い振り袖に白いショール姿の娘さんが車から下車。
暫し、玄関前に滞る。家族が出て、写真を撮り始めた。今日は成人式。
隣ご近所、会釈程度で滅多に話すこともなく、見かける事も少ない娘さん。
その娘さんの晴れ姿に思わず外に飛び出し、お声掛け。そして夫婦と祖母の
家族4人の写真を撮りましょう、とシャッターを押してあげた。とてもシャイ
な旦那を含め、成人した娘さんに家族はうれしそうだ。20歳、女性が一番輝
いている時、今大学生という。世代の離れたまだ若い夫婦。引っ越してきたと
き、娘さんはまだ園児。子供は竹の子のようにぐんぐん成長する。
コロナ禍の綺麗と二十歳の娘さん、の二つが話す動機を作った、隣近所と。
何故、この様な行動に?!今日の午前中はG・Gの日、その帰り道、同世代の
女性が言う。小さい頃は社宅に住む。その幼い頃の社宅の人との繋がり、思い
出が今もあると懐かしむ。小生と相通じる社宅生活。東レに勤め職場結婚と。
当時の人情を懐かしむ。しかし、我々G・G仲間は今の住処に老後に移ってき
た未だ新しい仲間。団地は、ご近所、人の繋がりがまだ疎遠である。だから、
ご縁、繋がりがもっと必要だという思いが片隅にあるのだろう。同世代の祖母
もおられ、その孫が元服、お目出度いことだからと。一寸したきっかけの行動。

                           2021.1.11