一人芝居1

独り芝居が上手くなった、困ったものだ。この先どうなるのだろうと思ったり。
認知症の前兆?!大丈夫、その恐れはないが。しかし、自己嫌悪が起きる。
先週月曜日のG・G、小さな布製の赤いバッグを持って出掛ける。しかし、何時
もある付属品が見当らない。フェンスに用具等を引っかけるS字フックとボール
マーカーが。必須マーカーは古女さんから拝借。競技は2時間、午前中で終了。
夕刻になり気付いた、間違いに。本来持って行く布バッグは緑色。赤い布バッグ
はテニス用、形状も異なるが間違えた。取り違えるだけならまだしも、問題はそ
の間違いに気付くまでの時間、それが夕刻、余りにも気付くのが遅く、チョット
問題!? 我が賢い脳はG・Gに出掛けるもテニスに行くと勘違いしたようだ。

G・G用(左)とテニス用(右)バッグ

次に先の土曜日午後からのテニス、練習終盤は練習試合となる。3試合やり、も
う今日は打ち止めとラケットをケースに収納。観戦していた試合が終わり、次の
最終試合にお声がかかった、応じた。もう今日は終わった、と思いつつ応じた。
だが、我がラケットが見当たらない。辺りを捜し、捜してくれる。誰かが間違っ
たのではないかと言いながら1分余。相方がこれと違いますかとケースに入った
ラケットを持ってきてくれた。バツ悪く受け取る。緑テープグリップのラケット
本体
を捜していたのだ。もう打ち止めとケースに収納したことを忘却の彼方へ。
この土曜日午後からの野洲のテニス練習、参加メンバーの最高齢者は小生。
思い込みの健忘症、この様な症状、脳科学的にはどう説明されるのだろう?!
この老人の物忘れ、全国で大小の事件、珍事、迷惑、余分な時間?!を費してい
るのであろう。脳は凄いがイジワルだ。この記事はご同輩に安堵を与える記事で
ある?!人の成熟後には1日に10万~20万個の脳神経細胞が死滅している。

                          2021.11.14

*関連記事  一言 「一人芝居」 2021.5.17

学びの秋2

土曜日に滋賀県提携 龍谷講座のZOOM講座を受講。
第3回『びわ湖の日40周年』 ~琵琶湖と人の様々な関わり~
『琵琶湖流域の回遊魚とその移動にかかわる流入河川の瀬切れ』
琵琶湖には約70種余の魚が棲息する。アユやビワマス等は回遊魚。
川で産卵し、海で成長は良く知れたサケ、それにアユも。
だが、琵琶湖のアユ、ビワマスは川と湖(海の代わり)の間を回遊、産卵は
川の一生を淡水。一般アユは川と海で成長し、産卵は川。
アユは9~10月に川で産卵するため遡上する。最多は河口部の浅瀬で産卵、
姉川では河口から6.5km遡上した産卵記録。川底の石に産み付ける。
琵琶湖に注ぐ各河川では瀬切れ(川の表流水が無くなる現象)が発生。
瀬切れは、アユやヨシノボリ(ゴリ)、ビワマス等の産卵に影響する。
瀬切れが起きる原因としては、
 ①伏流水(地下浸透)となる(天井川):日本の天井川の1/3は滋賀県。
 ②周辺の地下水位が低い(圃場整備)
 ③取水するから(農業用水)
 ④琵琶湖の水位が低いから(低水位管理、水害予防)
瀬切れは水たまりとなり、干上がり、産みつけた卵が死滅する・・・・・略。
今回の講座、少し内容的には乏しかった。瀬切れと産卵の関係が印象に残った。
 処で、小生の小学校の頃の夏休み体験談。愛知川の河原にアユを捕まえに友達
と出掛けた。川底が小石の緩斜面を水が流れる。水深5~10センチ余。
その流れの中で静止し、両足の指を上に上げる。すると指下にアユが潜り込む。
足指でアユを押さえ捕まえる。また、河原には水たまりが出来る。その入り口を
急いで小石で塞ぎ、生け捕り。だが、塞いでいる出口めがけアユは本能的に素早
く逃げる。如何に逃げるか、逃がさないかの知恵比べ。この頃は魚釣りにも良く
出掛け釣れた。餌は畑の生ゴミ捨て場にいる縞ミミズ。自然豊かな時代の昔話。
 さて9月末、再度の能登川メダカを捕りに出漁、メダカもどき魚を9匹捕獲。
内1匹は1週間ほどで死んだ。その1匹のみ魚種が異なっていた。いじめ死?!

残り8匹は少し大きくなりとても元気。魚名は不明、稚魚がホンモロコなら絶滅
危惧種である。この辺りは昔からモロコ釣りが多かった。多くのヨシが群生して
いるから。小さな水槽に8匹は多すぎる。捕獲した所に年内に放流しようと考え
ている。生まれた琵琶湖で大きく、元気に育って欲しいと思うから。
気の毒だが3匹は小さな水槽に残留願おう。

                          2021.12.11

*関連記事 一言  「学びの秋」   2021.10.16
      独り言 「一体誰だ?!」 2021. 9.29

学びの秋1

大学からオンライン講座の案内メールがよく届く。第1回の講義のみ無料。始皇
帝と秦帝国、「出土文字資料からその実像を探る」の全4回講座。事前に申し込
んだ。13日(土)に第1回講義「暴君始皇帝の素顔」を受講、その後2週間、
見逃し配信を放映。講師は立命館大学文学部の鷹取教授。解り易い講義説明。
始皇帝は暴君とも言われている。歴代の名高い暴君は、他に殷の紂王、隋の煬帝
が有名。始皇帝は13歳で即位、紀元前210年に50歳で病死。この始皇帝
関する資料、1975年には当時の役人が書いた木簡、竹簡も見付かっている。
盗掘などで市場(香港)に出ていたこれらの貴重な資料を集め2009年、北京
大でこの解析を行い、司馬遷が記した史記は当時流布した説話であり、趙正書
内容とは異なり、歴史事実も異なっている。史記を書いた司馬遷は秦王朝を倒し
た漢王朝の時代の人物、前王朝は否定されるべき存在で悪し様に書かれている。
前王朝を誹謗中傷することで漢王朝を正当化。これは現代でも各国で観られる評
価、現象。当時の役人が書いた木簡、竹簡の記述内容を調べ、分析、検証するこ
とでその実像に迫る事が出来る。当時の資料の出土文字史料(官文書)からは始
皇帝は暴君というべき点は特に見当たらず、命令、指示は合理的と観てとれる。
因みに説明中では、1.秦の人々は貪欲で横暴な役人に苦しめられる。
         2.刑罰がむやみやたらと加えられる。
         3.赤い獄衣を着た罪人が道いく人の半分を占める。
         4.裁判は年に数万件。
とあり、今の中国社会と大きく変わらないのではないか、と思ったり・・・。
更に個人的には「虚言を飾って真実を乱す」の説明句に苦い思いを想起来吧!!
事前に16枚のレジュメ資料で提示。この詳しい資料では19点の史料で説明。
中国歴史、興味を抱く講義内容であるが、はまり込む恐れもあり、今回の無料講
義でもって打ち止め。
第2回:秦帝国の刑事裁判、第3回:秦の帝国行政、最終第4回:秦人の日常生
活。で始皇帝の素顔に迫る。
                          2021.11.25

始皇帝陵(2007.6)
陝西省歴史博物館 始皇帝陵墓の副葬品(2007.6)

何故だろう?!

一昨日の日本全国のコロナウィルス新規感染者数は50人。世界のニュースでは
感染者数が増勢の欧州等、政府による行動規制でパニックの暴動も起きている。
これとは対照的に日本では終息?!と思える感染者数の漸減。どう言うこと?!
ワクチン接種率に大きな差は無いが感染者数の増減に大きな違いが起きている。
この外国と日本との違いについて新聞等での分析、評価はないが、この対照的
で特異な違いの原因は何?! オランダの市民暴動などを見て判断すると、
日本人は国が決めたルール、行動制限を皆が従順に守るから?!と思ったり。
マスク着用、3密を避ける、飲食業の夜間営業時間制限などを厳格に守る衛生観
念が高い国?!と思うもの。だが、これは一面良い現象ではあるが、反面、負の
側面、問題ともなるのであろう。感染、他国と日本は何が違う?! 皆さんの思
い、考えは如何?!日本は他国と比較して不思議な国と思うものです。

                          2021.11.24