以降、「学び」への新たな投稿はありません。
2023.7.1
ZOOM大学講座1
昨日、大学のWeb無料講座を見逃し配信で受講。 「微生物が環境を守る」
60分講義、質疑30分。科学的、専門的内容であり、ほんの一部を概略紹介。
地球環境は人口増、文明の発達と共に年々悪化している。国連は地球環境の持続
可能な開発目標(SDGs)を設定。17の目標が有り2030年に達成する。
この100年間で世界人口は16.5億人(1900年) ⇒ 60.6億人(2000年)
日本の平均寿命は、 男44歳、女45歳 ⇒ 男77歳、女84歳
東京~大阪間の移動時間16時間30分(1896年) ⇒ 2時間30分(1992年)
平均気温:13.6℃ ⇒ 17.0℃ 、CO2:300PPM ⇒ 370PPM
2002年 土壌汚染対策法を制定(日本)
一例:長野のりんご園には蝉がいっぱい ⇒ 今はゼロ 農薬散布の影響
日本は農薬大国、単位面積当たり使用量で世界2位。
化学肥料を使うと土が固くなる。連作障害も顕著。
対する有機肥料では微生物により土壌内空気が多く柔らかい。
農薬(含む除草剤)は川、海にも広がり、動植物の生態系を破壊する。
健康な土とは、1.化学肥料、農薬が蓄積していない土
2.有機物が存在
3.生物が豊かな土
虫食いキャベツ、欧州では人気(虫食いは安全)、日本では嫌う。
一例:化学肥料を使ったトマトは腐りやすい(抗酸化物質の影響、実験結果)
日本の農産物は、残留農薬により海外に輸出できない。が日本人は食する。
農薬と医薬品の決定的に異なる点は農薬はヒトへの投与を含む臨床試験がない。
微生物の数、動きで土の品質を判断(科学的解析 DNA)
教授は無農薬のSOFIX認定という独自の有機土壌の試行実験を進めている。
日本の山林は荒れているが、整備、手入れをすると自然、水の循環もよくなる。
昨夜のテレビはコロナとウクライナ戦争の影響で燃料等の価格が高騰し、化学肥
料(N・P・K)の原料となる産出国の輸出制限も起きて、化学肥料の価格が大
きく上昇しているという。教授は有機農業による栽培を積極的に勧めている。
SDGsの17の開発目標の12番のつくる責任、使う責任、14番の海の豊か
さを守ろう、15番の海の豊かさも守ろう の開発目標に沿って。
講師 立命館大学 生命科学部 久保 幹 教授
2022.6.1
ZOOM大学講座
ここ最近、毎週のように大学のZOOM講座を受講、90分。先日のテーマは
「激震が走る世界情勢と日本外交」。講師は元外務事務次官の藪中三十二氏。
見逃し配信による繰り返し視聴が可能。 その一部内容は下記。
世界で今、何が起きているか、に対する自分の考えを持つ。
LOGIC(論理性)を持って考える、と学生に話している。
2022年の世界のレッドライン(発火点)は3点
・台湾独立:中国は阻止抵抗
・ウクライナのNATO加盟:ロシアは阻止抵抗
・イラン核保有:イスラエルは阻止抵抗
現在進行中のロシアのウクライナ侵略の話が出たが、それを含め他は割愛。
最後の説明の4ヶ国のクアッド戦略。共通目標は自由で開かれたインド太平洋。
4ヶ国の目的は同じ?!自由で開かれたインド太平洋と国際ルールを守るは共通
だが・・・。1945年以降、経済、軍事、技術の面で米国を脅かした国はない
が今、中国が初めて脅し、覇権を狙う。米国のクアッドの目的は中国の封じ込め
政策。同床異夢、日本の考えは同じでない。ASEAN諸国を包含した考えを持
つ。ASEANは日本か中国ではなく、互いに仲良くして欲しいと願っている。
インドはよく解らない国でロシアからは武器を調達、中国とは一部国境紛争も抱
えており、一方に偏らないバランス外交政策のようだ。 世界の多くは中国の
2008年以降の戦狼外交に対する印象はとても悪い。法を無視し、力で南シナ
海に基地を造り、世界秩序を乱している。ウィグル族のジェノサイド問題、アフ
リカ等での過剰債務による半植民地化の行動等。この様な中国は信頼できる?!
No! 今、日本の外交力が問われている。地域の平和を創るリーダーとしての
日本外交が求められている。東アジアの平和と繁栄を築くために発言、発信力と
指導力の外交を求められている。
2022.3.29
残念2
コロナ禍の下、またも貴重な機会、時間が失われていく。
楽しみにしていた大学の生涯学習事業の「RECコミュニティカレッジ」
と「龍谷講座」、9月末まで開講中止と大学より封書が舞い込んだ、
2月末に。オンライン講座の案内を紹介している。有料と無料講座。
有料講座は興味ある講座は受講する予定である。
現在、全7講座の無料講座を受講中、内3講座は既に終了。
このオンライン講座はZOOM講座、この講座について某教授は言う。
これは授業では無い、教材である、ビデオ講座と同一視。
授業は、学生が学びに気付き、学びに向かい、高い到達目標を決めて取り
組むから満足度は高く、教育者は学生自身である。
2021.3.2
日本の貿易
輸出入品目
日本の食料自給率は38%(2019年度カロリーベース)。
輸入額の20%はエネルギー(原油、天然ガス、石炭)が占める。
食料品の輸入額は7兆1,910億円。
輸出額は 7,540億円(2019年度)
日本のGDP 495兆4,810億円(2018年度)
2010.10.4
残 念
コロナ禍の下、いろいろ貴重な機会、時間が失われていく。
楽しみにしていた大学の市民向け生涯学習講座、後期も開講中止、
と連絡が舞い込んだ。試行的なオンラインも検討中とあるも、
受講者の人数、年齢を考えるとなかなか難しいだろう。
2020年度大学後期講座
2020.8.1