山荘の同伴旅

久し振りに車で遠出。小生の遠出と言っても精々周辺県程度だが、今回は長野県
へ3泊4日の旅。姪の会社の保養所の山荘で3泊し、その周辺観光地を散策。
Forest、森林内にある施設。母娘は2度目の利用、今回は小生も初参加。
27日、彦根で妹を乗せ、目的地の長野県飯綱町へ。姪は東京から高速バスで向か
う。年齢的に少しキツいと思うも車を利用し名神、中央道、長野自動車道、上信
越自動車道を走り、ナビ任せで運転。テニスラケット、ボールも積み込んだ。
走行距離は我が家から約400km、8:20出発、彦根ICで一旦降り、妹を
乗せて一路高速道を走る。名神は交通量が多い。中央高速に入ると車は少ない。
疲れるからSAで休み休み運転。長野市で右手に白い目立つホテルが見える、何
というホテルと壁面の小さな字を2人で注視していると降りるべき長野ICを通
過してしまった。次のPAで停車し、現在位置を確認。このエリア一角にスマー
トICとあり、ここで降りて目的地に向かう。飯縄山山麓の小高い位置にある山
荘に15:40到着。ほどなく姪も山荘に到着。会社の保養所はこの1つのみ。
このような山荘、別荘、ペンションが周辺に観られる自然豊かな処。廃墟となっ
た山荘も。同山荘の反対側の山麓は白馬村。この一帯は妙高戸隠連山国立公園。
自然豊かでゴルフ場、テニスコート、乗馬、陶芸、スキー場等々が楽しめる。
この山荘は姪の会社が設計した建物。少し古いが自然、地球環境に配慮した先進
的、斬新な建物設計、ファニチュアも含めて細部にも最良パーツを使っている。

山荘(赤フレームが上昇 開放)
枕元からの眺め

小生は細部に目が行くが、ドアクローザーの深夜の静粛クローズには感心した。
会社はスカイツリーを設計した建築物の設計技術集団。世界中から請け負う。
姪はうまく潜り込んだものだ。小生も今回の同宿泊にうまく潜り込んだ。
話を一寸聞くと職場もデジタル技術等を活用し先進的な実証実験をしているよう
だ。詳しくは聞かなかったが、複雑、高度なシステム運用を試しているのだろう
。社員個々の位置情報、動線も把握、得たノウハウをオフィス、都市空間設計に
生かす。同山荘の1日の利用客は少人数に制限され、料理もホテルのレストラン
級。だが歳をとりなかなか食べきれないがゆっくりと寛ぐ事が出来た。
2日目:松代城趾に向かう。松代と聞くと昔、地震頻発の記憶がある。丁度、文
化祭行事が色々行われていた。一寸無料休憩所で一休み、年輩のガイドさんが輩
出人物を含め、同地方を色々説明してくれた。人物や建造物など歴史、文化が豊
かな町という印象。寺等の建物には武将真田家の6つの○の紋章が目に付く。
ゆっくり街を散策。次に象山地下壕に向かった。大戦末期、大本営、政府機関を
この地下壕に移すという計画。朝鮮人を含む岩盤掘削難作業、その総延長5.8
km、ダイナマイトを使った9ヶ月間の人力作業。ヘルメットを被って広い坑道

象山地下壕(松代町)
善光寺

内を見学も人力主体作業の苦難工事に驚いた。次に向かった先は人気の善光寺
小生は初めて訪れた。門前街には多くの観光客、御朱印を戴き、びんずる像者僧
の両耳を触り、良く聞こえる耳を願う。立派な装飾、天井の堂内を巡り、本堂下
の真っ暗で見えぬ通路を進むお戒壇巡りで極楽往生を願う。
山荘の夕食は18時半から、余裕をもって帰荘。今日の歩数14,400歩。
3日目:戸隠山麓にある戸隠神社へ。奥社、九頭龍社、中社、宝光社、火之御子
社の五社巡り。少し雨に降られたが杉の大木の参道を歩き、先ず奥社に向かう。

奥社参道の大木杉並
戸隠神社奥社
五社巡り自然歩道
戸隠神社中社

自然林の中を歩き巡る。カメラを持った多くの愛鳥家、熊出没の警告表示も。
日曜日、多くの参拝客。駐車場を基点に巡った歩数は約16,000歩。
4日目:山荘を出て少し走るとたわわに実った大きなリンゴ、駐車し買い求める
。小さなリンゴが目立つが珍しくとても大きなリンゴ。次にスーパーに寄り、姪
を長野東駅で降ろし、少し遠回りだが新潟、富山、金沢、福井の北陸道経由で家
路へ。テニス用具は持参したが、今回は観光を優先。行動計画はなく、山荘で前
日に姪の案で行動を決定。少し疲れたが長野を、自然を満喫した。長き高速道の
運転は神経を使い疲れる。4日間の総走行距離は980Km。  話は変わり、
我が元会社の保養所、その保養所は全国に有った。独身の頃、家族同伴で訪れた
もの。終身雇用が崩れ、働き方も変わり、会社の健康保険組合が運営する多くの
保養所は無くなっている。現在、直営保養所は1ヶ所、提携先の外部リゾート施
設を利用する利用形態をとっているようだ。会社と従業員が疎遠になっていく。

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