魅力の所有

コロナ以前は、京都の宗教系大学で講座の受講を楽しんだ。講座によっては同大
学の京都、滋賀の３つのキャンパスを往来、対面講義の授業が楽しかった。
その７年前の講座に「四苦を超える物語」の全６回シリーズがあり、その内容を
思い出す。講義内容に「生・老・病・死」という説明があったと記憶。
現在の我が身を考えると、老を超え、病から死に至る位置をうろうろと・・・と
思ったり。昨年の入院、手術を経験して思うもの。
歳から考えて残された時間は少ないと感じる健康寿命。そのようなことを考えて
いると楽しいこと、興味あることに注力し、人生を楽しみたい。そして現代の必
須の魅力ある最新道具を携えたいと思ったり、先は短いから？！その必須の便利
な道具を最新道具に買い換える、手に入れることにした。現在使用している道具
は支払い残債が未だ１０ヶ月残っているが、下取り交換とすることにした。
先日も記憶の空白（物忘れ）が起きたが、これを携えばボケることはない？！
もう１０年？！余前、電車に乗り、前席に座ったご老人、８０歳を超えているだ
ろうお年寄りの女性、iphoneの最新機種を観ていた。恐らく十分に操作できない
だろうと思いながら観ていた。この記憶から、我が輩も最新のiphoneに買い換え
ることに決定。appleは現在下取りキャンペーンを今月まで実施、とても商売上
手だ。パソコンを用意し、apple storeを訪れた。モデルを決め、画面サイズ、
色、記憶容量、下取りの有無、保険加入の有無を選択していく。
下取り機種のモデル、製造番号の入力で査定額が決まり、支払い残価が算定され
る。支払い方法に月払いを選択し、購入手続きに進む。先ず本人確認。
準備するのは免許証かマイナンバーカード。自らのスマホで免許証の裏表を撮影
し送信。次に顔写真を指示されるままに撮影し送信。免許証の写真と照合し、本
人確認を行っているのだろう。年収、ローンの有無、家族数、職業等を入力して
送信。次に後払いの決済アプリのペイディーアプリを指示されるままにインスト
ール、メルアド、携帯番号を入力し、手続きを進める。これらの情報から信用度
調査を行い、信用の可否が決定される。半日ほどして調査結果がメールで届く。
この催促されるままの情報入力過程で脳裏を掠める、我が個人情報が洩れていく
と。商品は２４時間後の明日の配達指定時刻に届く。
届くと同時に新しいスマホにデーターを移行し、次に旧スマホからデーターを消
去し、appleに本体を返送、自らが月内に。通信キャリアに出向くことはない。
デジタル社会、中間マージンを省き、あっという間に通販商売成立。米国企業、
洗練されて商売上手、ユーザーにも利便性がある。だが、利便性は危険と隣り合
わせ。この米国企業のａｐｐｌｅ、もう４５年余前から我が好奇心を掻き立てる
商品を提供している。現在と同様に個性的で他社と一線を画し、商品デザインは
洗練され、先進的でありａｐｐｌｅ商品は高価、当時は買いたくても買えなかっ
た。それにしても情報ツールの最新スマホ、その機能には驚くもの、更に進化す
るだろうソフトウェアアプリ。正に人類が作った最高傑作。
記事を書いていると商品発送の連絡が届き、個人信用審査照会が通過した。
信用調査の通過直後、我がスマホの設定画面上に変化、新たな情報が入った。
icloudによるデーター移行の準備を催促するメッセージ。
移行のためには一時的にicloudの記憶容量の増量が可能という。

　 ’７９雑誌広告、価格は３２９，０００円（16K RAM）

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翌日６日：希望時刻に新iphonが到着。小さな段ボール梱包、外観上に商品表示
はなく、中身がスマホと解らない。新iphoneの電源を入れ、言語を選び、先ず
ＷｉＦｉ設定。すると新iphoneはＯＳのアップデートを開始した。次に新旧２
台のスマホを並べ、画面に現れたクイックスタートを開始。操作指示内容に従
い、顔認証（Face ID）等の設定が入り、約５分余でデーター移行は完了。
手動認証は使わず、自動で移行を終えた。案外、簡単に。
電源を切り、旧スマホからCIMを外し、新スマホに差し替えると、新スマホ画面
に旧スマホの画面が再現され、モバイル通話を確認し、正常稼働を確認。
そして指示に従い、旧スマホのデータ、個人情報を消去した。
ただ一つ、ドコモのキャリアメールは自ら設定しなければならない。
Ｗｅｂ上でドコモメール設定の記事を探し、My docomoから復元、設定。
次にWalletアプリを設定、再登録。suicaやクレジットカード、waonカード等を
設定している。事前確認を忘れたが、残金が減っているたのではと疑う。もっと
残っていた？！過去の使用履歴は残るが、移行後はその履歴は消えていた。