大和の寺巡り1
見出しは寺巡り1だが、今回の大和の寺巡りは、今春と昨秋に続き3回目。
目的地は法隆寺、興福寺、正暦寺。8時半出発としたが9時前に。先ずは斑鳩の
法隆寺を目指す、グーグルナビの到着予定時刻は11時前と出た。有料道路を避
け、春同様、滋賀と京都の県境に多くある茶の里の山間を抜ける。
奈良の街中を走りながら思うに奈良市街も広いなという印象、滋賀に比べれば。
滋賀にこの様な大きな市街はない。山に囲まれ中心に琵琶湖を配する地形の狭き
平地エリアに県庁の大津市街は位置する。グーグルナビの到着予定時刻に到着、
その時間精度に改めて感心。近くの駐車場に車を停め境内を巡る。法隆寺、小学
校の修学旅行以来の訪問ではないだろうか?!西院伽藍の中門から入り、目の前
の五重塔、隣の金堂、奥の大講堂を巡る。五重塔は世界最古の木造建築、塔の上
層に行くほど小さくなっている。西院から出て、大宝蔵院・百済観音堂を巡る。
名の通り、百済観音などの国宝や重文の多くの展示物。何処の寺も堂内の仏像の
撮影は禁止。ゆっくり各仏像の何とも言えぬ表情を観察。木製、銅製、塑像の仏
像、像が並んでいる。だが、多くの小中学生の修学旅行団体が巡ってくるから時
に混雑する。彼らはゆっくり観察する時間は無く、ただ通り過ぎ、法隆寺に行っ
てきたという記憶だけが残る。
広い境内は18万7000㎡、次は少し離れた太子を供養する堂の夢殿に向かう
こうして予定時間を1時間以上も費やした。昼食はレストランを諦め、駐車場近
くで持参したおにぎり1個の軽食で間に合わせ。14時頃に法隆寺を発ち、次な
る正暦寺は時間的に無理と判断、奈良公園内にある興福寺に向かうことにする。
奈良公園の駐車場に迷っていると妙子さんが興福寺近くの元興寺の無料駐車場を
勧めた。彼女は元興寺を、小生は正暦寺を提案、最終、正暦寺行きと決まったが
、その祭、彼女は元興寺情報を奈良の旅の本で事前把握、情報を得ていたもの。
元興寺を暫し参観、元興寺も由緒ある隠れたお寺。次なる興福寺に徒歩で向かう
ことにする。近くには猿沢の池、その隣が興福寺境内となる。先ず目に付くのが
大きく立派な五重塔、カメラスポットでマニアがカメラを構える。法隆寺より大
きな五重塔。その他、西国33ヶ所で訪れた南円堂、北円堂、再建された中金堂
、東金堂、三重の塔を巡る。各堂の入場は現在出来ないため拝観料は不要。
再建、整備中の中金堂の周辺には周り回廊の礎石もあり、今後再建されるのであ
ろう。その他にも再建用の機材が目に付く。元興寺駐車場閉門は17時、戻らな
くてはならないが、それまでに少し時間があり、奈良街をぶらりしながら元興寺
に戻る。こうして帰りは高速道も利用してグーグルナビが予想した18時に我が
家に帰着。標準装備のナビの使い勝手は悪く、グーグルマップを使えと言う?!
尚、今回訪れた元興寺を含めた3寺は世界遺産。そして感じ、思うのが、京都の
社寺に比べ、奈良の社寺の境内はスケールは大きく、広大であると思うのだが。
来春は続大和寺巡り2を計画。 今日の歩数は約11,000歩。